群馬県立小児医療センター
 
診療科等紹介
-  一般外科
1.外科の特徴・業務内容
【特色】
 当センターは日本小児外科学会認定施設です。
 小児外科の対象は基本的には新生児(出生前診断例も含めて)から15才までの小児であり、呼吸器(気管・肺など)・消化器(食道から肛門までの消化管や肝臓・膵臓など)・その他のお腹の中の臓器(腎臓・脾臓など)・皮膚軟部組織(皮膚・皮下組織・筋肉など)などの外科的な病気,腫瘍などを治療します.当センターに産科が開設されてからは出生前診断例も増加しており、新生児科、産科、麻酔科との合同カンファランスにより周産期からの管理を行っています。
【症例数・治療・成績】
 年間入院数は約550〜600人、手術数は約400〜450人です。鼡径ヘルニア・水腫の手術が半数の200例前後を占めており、日帰り手術も施行しています。新生児症例は年間約30〜40例です。疾患別では、新生児は先天性食道閉鎖症、先天性腸閉鎖症、先天性横隔膜ヘルニア、直腸肛門奇形(鎖肛)、ヒルシュスプルング病など先天異常が大部分で、乳幼児期では胆道閉鎖症、肥厚性幽門狭窄症、神経芽腫、腸重積症、消化管ポリープ、学童期になると消化性潰瘍、急性虫垂炎、炎症性腸疾患など年齢により主な対象疾患が異なります。周産期の管理が極めて重要となる先天性横隔膜ヘルニアや、巨大頚部腫瘤、腹壁異常症などの出生前診断例には前述の出生前診断カンファランスで治療方針を決定しています。外科治療以外に化学療法や放射線治療などの集学的治療を要する小児悪性腫瘍には血液・腫瘍科や病理科との腫瘍症例検討会にて疾患ごとの検討が行われ、治療成績の改善に努めています。一方、良性疾患に対しては低侵襲、小切開創を目的に内視鏡手術が増加、形成外科との協力も円滑に行われています。
【病棟・外来】
 病棟は現在、形成外科と整形外科との混合病棟27床と、1日入院病棟の3床を有しています。ヘルニアや小腫瘤の摘出、検査入院などには1日入院病棟での日帰り手術がなされ、母子分離の回避に努めています。外来は火、金曜日に行っています。救急患者の紹介は外来日にとらわれずに対応しており、新生児の依頼には新生児科と協力してNICU車での収容も行っていますが、最近では総合
周産期センターへの母体搬送例での症例が増加しています。
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2.スタッフ紹介
部長 西 明
資格 日本小児外科学会指導医、日本外科学会指導医、日本がん治療認定医、小児がん認定外科医
参加学会 日本外科学会、日本小児外科学会、日本内視鏡外科学会、日本小児血液・がん学会、日本周産期・新生児医学会、日本小児泌尿器学会
医長 高澤 慎也
資格 日本内視鏡外科学会技術認定医(小児外科部門)、外科専門医、小児外科専門医、医学博士(東京大学)
参加学会 日本外科学会、日本小児外科学会、日本小児泌尿器学会、日本内視鏡外科学会、IPEG(International Pediatric Endosurgery Group)
医師 谷 有希子
資格 日本外科学会専門医
参加学会 日本外科学会、日本小児外科学会、日本周産期・新生児医学会、日本小児放射線学会
医師 五嶋 翼
参加学会 日本外科学会、日本小児外科学会、日本静脈経腸栄養学会、日本小児泌尿器科学会、日本内視鏡外科学会
医師 内田 康幸
参加学会 日本外科学会、日本小児外科学会、日本臨床外科学会
医師(非常勤) 黒岩 実
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3.診療実績
               2011年度手術症
症例 症例数
先天性食道閉鎖
先天性横隔膜ヘルニア
肺葉切除
腹壁破裂 、臍帯ヘルニア、膀胱外反
腸回転異常症
腸閉鎖症
小腸穿孔性腹膜炎、壊死性腸炎
鎖肛
ヒルシュスプルング病
肥厚性幽門狭窄症
胆道閉鎖症
胆道拡張症
腸重積症観血的整復
絞扼性腸閉塞症
悪性腫瘍
胃食道逆流症
急性虫垂炎 14
鼠径ヘルニア 196
停留精巣 15
包茎
中心静脈カテーテル挿入 30
内視鏡下食道静脈瘤治療
結腸ポリープ内視鏡的摘除
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